【ボートレース】競艇界の次世代のスーパースターとの呼び声も高い競艇選手である「峰竜太(みねりゅうた)」さんの実力はどれほどなのか?人物像や魅力などを記事にしてまとめていますのでご参照ください。
峰竜太さんとは?
デビュー期から順調に活躍を続けてきたボートレーサーの、峰竜太(みねりゅうた)さんは今やトップレーサーの一角を担う実力者の一人です。
芸能人の峰竜太さんと同姓同名ということで、混同されてしまうなんて事も過去にはあったのですが、目覚ましい活躍により今では多くの人にしっかりと認知されるようになっています。
そんな彼の生い立ちからその強さの秘密まで、調査して記事にまとまてみましたのでご参照ください。
簡易プロフィール
峰竜太さんは1985年(昭和60年)3月30日生まれで佐賀県唐津市出身、佐賀支部所属のボートレーサーです。
身長は174cmと競艇選手にしてはやや大きめで、体重は50kgとかなりの減量苦がありそうですね。
血液型はB型、2020年2月時点では34歳で、第95期として登録、登録番号は4320です。
弟子に同じ支部の山田康二選手とその山田と同期の上野真之介選手、元アマチュア野球選手の安河内将選手がおり、彼らを通称『峰ファミリー』と言います。
ボートレーサーになったきっかけは?
「競艇の迫力に感動したからです」と本人の口からインタビューなどで語られていますが、具体的にいつのどのレースを見てそう感じたのか?ということまではわかりませんでした。
競艇選手としての目標
「ボートレースオールスターのドリーム戦1号艇に乗ることです」と以前インタビューなどで語っていましたが、2018年の第45回ボートレースオールスターのドリーム戦競走(2018年5月22日の12R)にてファン投票1位、1号艇で見事出場し、逃げで勝利を収めており、既に目標を達成してしまっています。
さらに、賞金ランキング1位にも輝いている事を考えると次の目標は賞金王戦の連覇が狙いとなるのかもしれません。
スポーツ経験
峰竜太さんはは、ヨット(九州大会優勝、国体四位入賞、県大会優勝、世界選手権出場)などで、凄まじい記録を残しています。
ヨットとボートは同じ舟の競技ということで、昔から船には慣れており、それが現在の実力が垣間見られる理由とも言えそうですね。
趣味や特技
趣味としてショッピングと麻雀、特技としてスノーボードやサーフィンを挙げています。
好きな食べ物は野菜全般らしいのですが、体重のことを考えて自然と菜食が多くなったということなのかもしれないですよね。
レーススタイル
峰竜太さんのレーススタイルの特徴として、どのコースからでも1着を狙えるという大きな理由の一つとして、平均スタートタイミングが0.13と非常に早いことが挙げられます。
スタート後の捌きの上手さ、道中の追い上げを得意としている事から、ボートの調整においてもトップスキルを持っていると言えます。
基本的には枠なりの進入が多いですが、隙があればインコースも狙ってきますし、変幻自在のターンが強力な武器となっているので、1コースに入れば、他を寄せ付けない「逃げ」にてほぼ勝利を納めると共に、他コースからは「まくり」決め、さらには、高いターン技術による「差し」「まくり差し」も得意としており、まさに万能型の選手といえます。
常に勝利に貪欲で強い闘争心を持ち、冷静かつ大胆にレースを運ぶことが出来る実力を持っています。
勝率は1コースであれば91%超と驚異的な数字を記録しており、3連対率は77%台と、出走しているレースであれば舟券を外せない存在のボートレーサーと言えます。
成績
やまと訓練生時代には山田哲也選手、岡村仁選手、山口裕太選手と共に95期四天王と呼ばれていた峰竜太選手の養成所時代の成績は『リーグ勝率7.16 準優出4 優出4 優勝1 卒業記念競走優出』
となっています。
これは19歳当時の成績で、実はその当時の身長は170cmに満たない168.8cmでした。
ここから身長が伸びたのに成績も並行して伸ばしていけたというのは素晴らしいですよね。
ちなみに卒業記念競走では2着で、優勝したのが同四天王と呼ばれていた岡村仁選手でした。
それでは、プロデビュー後の成績を見ていきましょう。
2004年にプロデビュー
2004年11月10日、地元のボートレース唐津1Rでプロデビューを飾り、惜しくも2着という好成績から発進となりました。
初勝利を挙げたのが、12月30日のことで、デビューから2ヶ月あまり、わずか22走目というスピードでその強さを魅せつけました。
初優勝は2005年
デビューの翌年、早々にB1級となった峰竜太さんは、同年11月にボートレース唐津で開催された九州スポーツ杯争奪唐津くんち特選にて優出を果たし、初優勝を飾りました。
この時の決まり手は1号艇出場ながらの豪快なまくりでした。
G1初出場の2007年
デビューからわずか1年で一般戦初優勝を飾った事で、注目の若手として名を馳せていた峰竜太さんはあっという間にA1級レーサーへとのし上がり、2007年の1月に開催された地元ボートレース唐津のG1全日本王者決定戦で初出場、最終日である1月18日1R一般戦でG1初勝利を手にします。
SG初出場は2007年
2007年1月に、平成18年度最終優秀新人選手として表彰されると、人気投票によって出場選手が決まるSG笹川賞にも若手ホープとして名を連ね、A1級であったことから出場権を得てSG初出場を果たします。
2007年5月29日、初日6R予選にて、SG初勝利をもぎ取る活躍を見せ、流石に優出とまではいきませんでしたが、堂々のSGデビューを果たしました。
ちなみにこの年の笹川賞優勝者は峰竜太さんが最も尊敬するボートレーサー正義のヒーロー瓜生正義選手でした。
G1初優勝は2009年
2004年にデビューをしてから、2005年、2006年、2007年、2008年とG3を含む優勝を欠かすことなく迎えた2009年に、遂に峰竜太さんはG1初優勝を成し遂げます。
2009年2月3日からボートレース芦屋で開催されたG1第55回九州地区選手権競走の優勝戦では1号艇1コース、決まり手は逃げと圧巻の勝利を手にしました。
2009年に痛恨の整備規程違反
あまりにも順風万端の競艇人生を送ってるかに見えた峰竜太さんでしたが、2009年3月に、地元ボートレース唐津にて整備規程違反を犯し、即刻帰郷の処分を受けてしまいました。
西和則選手のプロペラ調整に峰竜太が直接手を貸してしまった事が『プロペラ修正整備作業協力』の規定(規定上、アドバイスはしても良いとされているが直接協力は許されていない)に抵触したことがその理由でした。
これにより1ヶ月の出場停止となり、さらに1年間SGと全国発売のG1出場権をはく奪されてしまうことになります。
2011年にはSG初優出
2009年のG1初優勝からは整備規程違反により、出場権を得られず大きなタイトルには恵まれないものの、毎年必ず優勝を積み重ね、2011年5月の第38回笹川賞でついにSG初優出を果たします。
結果は5着と残念な結果に終わりましたが、しっかりとファンの期待に応えた見事な走りでした。
2017年にSG初優勝
2017年6月のG1太閤賞競走開発工事18周年記念にて優勝し、同2017年7月にボートレース丸亀で開催された第22回オーシャンカップにてついに自身初となるSG優勝をその手にしました。
快進撃が続く
2017年にSG初優勝を飾ったのち、同年末のG1全日本王座決定戦開発65周年記念でも優勝をするなど、その活躍は目覚ましく、2018年にはG1優勝を2回するなど、みるみる賞金を稼ぎ、気がつけば12月時点で賞金王ランキング2位にまで名を連ねていました。
トップを争う毒島誠選手、白井英治選手、井口佳典選手、岡崎恭裕選手らと年末大一番である第33回グランプリにてSG2勝目を上げ、2018年の獲得賞金が2億円を突破し、賞金王に見事輝きました。
まとめ
峰竜太さんは、デビューした翌年に初優勝を手にしてから毎年必ず優勝を果たしているという、ボートレーサーの中でも異例とも言える強さを誇るトップ選手です。
向こう10年は競艇界を牽引するであろうレーサーなので、今後の活躍にも大きく期待したいですね。
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