ボートレースの西山貴浩選手は競艇界で屈指のエンターテイナーのボートレーサーです。競艇選手としての実力やそのパフォーマンス、そしてプロフィールなどを徹底的に検証して記事にまとめていますのでご参照ください。
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艇会屈指のエンターテイナー西山貴浩さんとは?
ボートレース界に彗星のごとく現れた西山貴浩さんは、その切れ味鋭いトーク力や、芸人顔負けのパフォーマンスで笑いを誘う稀代のエンターテイナーとして話題のボートレーサーです。
そんな西山貴浩さんの魅力に迫ります。
簡易プロフィール
西山貴浩(にしやまたかひろ)さんは、生年月日1987年5月15日で福島県出身のボートレーサーです。
身長は169㎝、体重は52キロ、血液型はA型、所属支部は福岡、2019年現在は満32歳です。
97期として登録、競艇選手としての登録番号は4371、現在の級別はA1級です。
師匠として川上剛さん、弟弟子に仲谷颯仁さんがおります。
競艇選手になろうとしたきっかけ
西山貴浩さんが競艇選手を目指すきっかけとなったのは、知り合いの電気工事士のお兄さんに子供のころ、機械いじりの面白さを教えて貰った事と、ボートレース場に連れて行ってくれた父親の影響という事です。
初めて見に行ったレースは2002年8月4日にボートレース若松(若松競艇場)で開催されたオーシャンカップ最終日で、優勝戦前の9Rに6号艇の藤丸光一が1号艇の今垣光太郎をまくって勝った時に、自分が目指すのはこれだと心に決めたのだそうです。
その後、優勝戦で植木通彦が華麗なイン逃げを決めて優勝したのを見て更に感動しボートレーサーになる道を目指すことになりました。。
ニッシーニャの誕生秘話
西山貴浩さんが猫耳を付けてコスプレしている姿は「ニッシーニャ」と呼ばれています。
ニッシーニャは神出鬼没で、必ずインタビューの際に登場するというわけではありません。
このキャラクターは自身で考え付いたといい、西山さん本人いわく
初出しの前々日にアレを考えついて、近くのドン・キホーテにコスプレ衣装を買いにいきました。プロペラ叩いた後だったので作業着とマスク姿で。そしたらですね、レジに並んでたらちょうど自分の後ろに女性のグループが並んだんですよ。その時点でもうヒソヒソ何か言われよるんですよ(笑)。作業着着てマスクした男が猫耳とかのコスプレ衣装持ってるからですね。僕だって恥ずかしいので、賞品のパッケージを裏返しにしてレジに出したんですよ。そしたら、そのレジ店員の“前田さん”が表向きにしやがってですよ(怒)。もうぜーんぶその女性達に見られました(一同爆笑)。
とのことです。
これもあり、競艇ファンからはニッシーニャさんですよね、と声をかけられるほどに、知名度は全国区へと押し上げられました。
キャビらない話
西山貴浩さんは2016年から東スポWebでボートの魅力を伝えるためにコラム連載、「貴浩西山のキャビらない話」を執筆しています。
ニッシーニャ節全開で書かれている言葉の数々は非常に魅力的で、ボートレースファンならずとも引き込まれる文章力は必見です。
成績
西山貴浩さんは、エンターテイナーとしての側面が大きく取り沙汰されることが多いですが、ボートレーサーとしての実力が伴っているからこそ注目されているのです。
現在A1級の西山貴浩さんのその実力は一体どれほどのものなのでしょうか。
やまと競艇学校時代の成績
西山貴浩さんは同期に田中和也さん、土屋智則さん、柳生泰二さんらがいる97期で、リーグ戦勝率は7.09(準優出4 優出5 第4戦優勝)という成績を残しています。
また、卒業記念競走の時には優出しています。
デビューは2005年
西山貴浩さんは2005年11月18日から、ボートレース若松で開催された一般戦競争の初日2Rにてデビュー戦を飾りました。
6号艇出場で3着という結果となりますが、4日間通して6着は一度もなしという好成績を収めます。(11月21日最終日11RではS1を記録しています)
初勝利
2005年12月24日からボートレース大村で開催された一般戦競争の最終日、1R一般にて2号艇から出場、決まり手差しで、デビュー後初勝利を飾ります。
21走目での初勝利はボートレーサーの中ではかなり早いほうですのでこのときから実力の片りんがうかがえますね。
初優勝は2008年
西山貴浩さんは2008年9月23日からボートレース若松で開催された「西日本スポーツ杯争奪戦競走」で見事に初優勝を飾ります。
9月28日の最終日優勝戦を含めて、10レース中、1着7回、2着1回、3着1回、4着1回というすさまじいほどの好成績を残しました。
G3の初優勝は2011年
A1級へ昇格し、順調な成績を積み重ねていった西山貴浩さんは、2011年5月12日からボートレース三国で開催された「G3第16回ヤングヒーロー決定戦」にてG3初優勝を果たします。
3号艇から出場、決まり手はまくりでした。
G1初優出は2011年
2011年11月3日からボートレース下関で開催された「G1開設57周年記念競帝王決定戦」にて初優出を果たします。
優勝は逃すものの、ここで更に西山貴浩さんは勢いに乗る事になります。
更に2011年SG初出場と初勝利を達成
2011年11月22日にボートレース大村で開催された「SG第14回チャレンジカップ競走」で初日6Rで初出場、3日目の11月24日の3R予選では1号艇出場、見事な逃げでSG初勝利を飾っています。
2018年にG2で初優勝
2018年4月10日からボートレース常滑で開催された「G2モーターボート大賞〜昭和VS平成〜」でG2の初優勝を飾っています。
2号艇2コースから出場、決まり手は抜きでした。
レーススタイル
A1レーサーとして活躍している西山貴浩さんには、川上剛選手と原田富士男選手の二人の師匠と先輩がいます。
彼らの存在無くしては今の西山貴浩さんは無いだろうと言えるほどに重要な人物であり、ペラやエンジンの調整、そしてレーススタイルは彼らの教えによるものなのです。
ペラとエンジンの調整論
エンジン整備をする際に心掛けている事は、とにかく整備士さんにアドバイスを受けることだそうです。
調整で1番求める足は、行き足~出足で乗り心地を求めて、これが無いとレースにならないということです。。
全国のボートレース場で得意、不得意な水面は?
最も得意とするのボートレース若松で、苦手なのはボートレース戸田で、特に戸田競艇場は狭いから、スタートの時に包まれる感覚になるのが嫌なんだそうです。
狭さという話だけだと、若松競艇場も狭い方なのですが、デビュー前からずっとボートレース若松の景色をイメージしながら訓練をしてきていたことで、得意としているようです。
得意なコースは?
西山貴浩さんはインでの成績が非常に良い為、1コースは大の得意としていますが、3コースは苦手意識があるようです。
ただ、最近は3コースからでも連に絡めるようにと勉強を重ね、意識して走るようになり、3コースでも成績が上昇しています。
好きな決まり手
とあるインタビューでは恵まれ、抜き、差しの順番で好きですねと答え、笑いを誘いつつ、抜きが一番好きと答えていました。
前を走る人を抜くのはやはり爽快感があるということですね。
まとめ
2019年3月のボートレース戸田で開催されるSGクラシックの出場権を手にした西山貴浩さんが狙うは、やはりG1とSGの初優勝タイトルですね。
既に実力は伴っている事から、勝負は時の運とも言える部分をしっかりと引き当て、タイトル制覇でのニッシーニャ降臨に期待しましょう。
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