ボートレースの競艇選手「小坂宗司」、理学療法士からボートレーサーへと華麗なる転身を遂げた小坂宗司(こさかたかし)選手のプロフィールや画像や実力と成績についてを記事にしてまとめていますのでご参照ください。
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元理学療法士の小坂宗司さんとは?
小坂宗司さんは、やまと競艇学校の募集要項が変わった2009年春入学組の106期生として注目を集めたボートレーサーの1人で、遅咲きのルーキーとして話題になりました。
簡易プロフィール
小坂宗司さんは1980年12月31日生まれで大阪府出身のボートレーサーです。
身長は167cm、体重は52キロ、血液型はAB型、所属支部は大阪支部で、2019年現在は38歳です。第106期生として登録、登録番号は4593、現在の級別はA2級です。
師匠として繁野谷圭介さんがいます。
前職は理学療法士
小坂宗司さんは、第10回賞金王決定戦競走優勝戦を見て感動したことをきっかけに、高校生の頃から競艇選手を目指していたのですが、高校当時の入学試験では合格することが出来ず、一度はボートレーサーになるという夢をあきらめてしまいました。
その後、理学療法士を目指し、大阪府枚方市にある向山病院という大学病院で働いていましたが、とある一報を受けた事で、その人生を大きく変える事になります。
2008年に転機
競艇選手の養成学校であるやまと競艇学校の受験資格と入学条件が変更となり、レーシック手術による視力補正が認められたことや、年齢制限の引き上げなどによって再び受験資格を得ることが出来るようになりました
小坂宗司さん、1700人以上の応募者から選ばれた40人の精鋭として第106期生としてやまと競艇学校に入学することになりました。
婚約者との結婚を先送り
再び競艇選手を目指すようになった小坂宗司さんですが、理学療法士として大学病院で働いていた時に、同病院で知り合った嘉茂由紀子さんとは当時は婚約関係にありました。
小坂宗司さんはプロポーズの直後にやまと学校への入学を決意してしまったことで、結婚の日時を延期することになってしまいます。
この時、嘉茂由紀子さんはプロポーズ直後の結婚延期に不安と戸惑いを感じずにはいられなかったといいます。
ザ・ノンフィクションに取り上げられる。
1995年10月15日からフジテレビ系で放送されている日本のドキュメンタリー番組である、「ザ・ノンフィクション」にて、やまと学校第106期生が取り上げられ、その際に小坂宗司さんはテレビに出演します。
そしてこの放送で、婚約者との当時の関係を垣間見ることが出来ました。
小坂宗司さんは高校生の時にどうしても叶えられなかった夢をもう一度実現できるかもしれないということを知った時に、全てを投げ捨ててでもという大きな決意があったそうです。
尚、その後無事にお二人はご結婚なされ、現在は二人の子供に恵まれています。
デビューは2010年
小坂宗司さんは2010年に29歳という年齢で競艇選手としてデビューしています。
やまと競艇学校の以前の受験資格は14歳以上21歳未満だったことから29歳でデビューというのは、当時考えられない事でした。
ある意味、新基準のやまと学校の第1期生のような感じだったんですね。
そんな彼は第106期卒業記念競走では2位と大健闘して卒業しています。
2010年5月10日にデビュー戦
小坂宗司さんは、ボートレース住之江で開催された一般戦レース『WEB競艇TV杯』の2R目にて、6号艇でデビューをしました。
この時の結果は、4着でしたが、初戦6着レーサーも多い中で大きく健闘したといえるでしょう。
初勝利は20戦目
2010年6月9日からボートレース丸亀で開催となった一般戦「サッポロビールカップ2010」に出場し、6月13日の1Rにて初勝利を飾っています。4号艇から出場し、決まり手は抜きでした。
また、同日5Rにおいても、6号艇の出走にてまくり差しを決め、連勝を記録します。
初のG3勝利
小坂宗司さんは、その後も順調に成績を上げていき、B1級へと昇格した2011年の10月14日からボートレース住之江にて開催された「サンケイスポーツ旗争奪第40回飛龍賞競走」の2日目、3R予選にて初めてのG3勝利を達成します。
4号艇で出走、この時の決まり手は差しでした。
初のG3優出
2013年2月21日からボートレース平和島で開催されたG3新鋭リーグ第11戦にて初めて優勝戦に出場いたします。
6号艇からの出走で、結果は6着でした。
初のG1出走
小坂宗司さんはその後も着々と級別を上げ、A2となり、2013年9月18日にボートレース桐生で開催された「第28回新鋭王座決定戦」にて初めてのG1レース出場を果たします。
初日8R予選にて、6号艇出走、結果は6着となっています。
初のG2出走と勝利
2018年4月10日からボートレース常滑で開催された「G2モーターボート大賞〜昭和VS平成〜」にて初めてG2レースに出場します。
この時には1着を取ることが出来ませんでしたが、同年5月15日からボートレースびわこで開催された「G2びわこモーターボート大賞」の5日目3R一般戦にてG2初勝利を飾ります。
2号艇にて出場、決まり手はまくりにて見事1着を飾りました。
目標
小坂宗司さんは、やまと学校の受験資格が改訂された初めての106期生であることから、2010年、29歳にてデビューということで、それ以前の選手と比べると同年代とキャリアが10年以上の差になってしまっております。
その為、否が応でも現役として活躍できる期間が普通の選手よりは短くなってしまった小坂宗司さんですが、目標は多くのレーサーが掲げている、SGの優勝です。
同期にもまだ優勝者がいない
同期の106期生の中でもトップレーサーと言えるのは岩瀬裕亮選手ですが、彼が唯一SGでの出場経験があり、1着が2回、SG優出の経験はありません。
対する小坂宗司さんですが、実は一般レースでも優勝経験はなく、SG出場はおろか、最高でもG3優出がやっとのところという位置のレーサーです。
級別は徐々に昇格していますが、まだまだ実力的に手が届かないというのが現実ではあります。
1980年生まれのSG優勝者もいない
やまと競艇学校の旧受験資格での入学の場合、同年代と言えるのが、87~89期生となりますが、その中にはSG優出経験の選手はいても、SG優勝者というのは現在のところ存在していません。
年齢の近いSG優勝者としては、90期生には吉田拡郎選手、そして、あの石野貴之選手がいます。
キャリアの差を考えても、SG優勝というのは非常に難しい偉業であるという事がわかると思います。
106期生以降にもSG優勝者はいない
やまと競艇学校規則改定後となる、ある意味新1期生の106期生以降、現122期生に至っても、実はSG優勝者というのはまだ存在していません。
小坂宗司さんの掲げるSG優勝というのはとてつもなくハードルが高いことなのです。
まとめ
競艇界の新たなる一歩とも言える記念すべき106期生となった小坂宗司さんの現在の級別はA2級です。
注目と期待が集まる106期生だからこそ、A1級となればSGボートレース オールスター(BOAT RACE ALL STARS)でのファン投票で出場チャンスも巡ってくる可能性が高まりそうです。
小坂宗司さんは未だ優勝経験はないものの、着実に成績を収めてはいますので、夢を絶対に諦めないという姿勢を今後も貫き、悲願のタイトル奪取に向けて頑張ってほしいです。
今後の小坂宗司さんからも目が離せませんね。
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