ボートレース初心者必見!全7種類の競艇の舟券の特徴やオススメの詳細を完全網羅!当たりやすい舟券とは?一番高配当が狙える舟券や、的中率の高い舟券など全舟券の特徴をご紹介して詳細を分かりやすく記事にしてまとめています。ボートレース会場に行く前の予習などにご利用下さい。
舟券は全部で7種類が存在!
舟券の正式名称は「勝舟投票券」と言います。公営ギャンブルの競艇(ボートレース)でレースで賭ける場合に、着順を予想して投票(購入)し、結果に伴った配当(オッズ)を得ることができる券です。舟券は全部で7種類あり、それぞれに特徴があります。
- 単勝(単勝式)
- 複勝(複勝式)
- ワイド(拡大2連勝複式)
- 2連単(2連勝単式)
- 2連複(2連勝複式)
- 3連単(3連勝単式)
- 3連複(3連勝複式)
初心者の方はどの舟券の種類を購入すれば最初は分からないですよね。それぞれの舟券の買い方や特徴をきちんと理解すれば、ボートレースを楽しむ幅も広がっていきますので是非覚えてみてください。
この記事では7つある舟券の全種類の特徴や選び方を記事にしてまとめてご紹介していきます。初心者の方は必見ですよ。
狙う配当や的中率で舟券を選ぼう

舟券の種類の特徴はおおまかに言うと、「的中しやすい」、「的中しにくい」、「払戻金が低い」、「払戻金が高い」の4パターンに分類することができます。当たりやすい舟券は配当(オッズ)が低く払戻金も少なくなり、当たりにくい舟券は配当の払戻金も高くなります。
ご自身の懐事情や性格を考慮し、さらには狙う配当金や的中率も考えながら、どの種類の舟券で勝負するのかをまず考える必要があります。
的中することが好きな人、ハズれることにストレスを感じる人、高額の払戻金を狙いたい人、など、その時の事情やその人の性格・好み・状況によって千差万別の舟券の購入方法があります。
舟券の種類とそれぞれの特徴

舟券(勝舟投票券)は全部7種類ありますが、1艇を選ぶものと2~3艇の組み合わせを選ぶものの2パターンがあります。2~3艇の組み合わせを選ぶものはその着順まで当てるという難易度が高い舟券もあります。
当たりやすい舟券はオッズも低いので配当の払戻金も少ないですが、組み合わせの着順を当てるものは難易度が非常に高く的中率も低いので、その分オッズが高くなり配当の払戻金も高くなります。一攫千金を狙うかそれとも地道に増やすかの方向性でかなり変わってきます。
単勝(単勝式)
単勝(単勝式)は1着でゴールする艇を当てる舟券になります。非常に分かりやすくてシンプルな舟券ですよね。
単勝の的中率
競艇は6艇で競争するレースなので単純に的中率は1/6となります。16.6%でサイコロの目が出る確率と一緒ですね。
ただ、競艇は1コースの艇が非常に有利で勝率が最も高く、1コースの単勝が当たる確率はおおよそ50%前後と言われています。もちろん競艇場や出走するボートレーサーによって勝率は変わりますが、1コースの艇の単勝を購入し続ければ2回に1回は的中すると言われています。
これだけ聞くと競艇で簡単に儲けられそうに思われますが、単勝はその当たりやすさからオッズもかなり低くなります。特に1号艇や2号艇の1コースに入りやすそうな艇、ベテランの勝率の良いボートレーサーなどは人気が集中しオッズ(配当)は非常に低めとなり、当たっても儲けが少なくなってしまいます。
シンプルに1着を狙うので初心者に人気!
当たってもオッズは低く儲けは少ない単勝ですが、シンプルに1着だけを予想することができるので初心者には人気の舟券です。
当たってもオッズは低く儲けは少ない単勝ですが、シンプルに1着だけを予想することができるので初心者には人気の舟券です。
どんな複雑な予想をしても、舟券が当たらなければ意味はありませんからね。
初心者の方はまずは単勝の舟券を買ってみて、的中させる快感を味わってみてくださいね。
複勝(複勝式)
複勝(複勝式)は、1着か2着に入る艇を当てるという最も的中率が高い舟券です。つまりは、選んだ艇が1着でゴールしても2着でゴールしても当たりとなります。
※複勝はボートレース場や電話投票やオンライン投票なら購入することができますが、ボートピアや場外発売場では購入できません。また、ボートレース場でも複勝式の舟券は専用のマークシートに記入して購入する必要があり、専用マークシートは場内のどこにでも置いてあるわけではなく、専用窓口に用意されているケースが多いです。複勝式の舟券を初めて購入する場合は最初から係員などに聞くのが手っ取り早いです。
複勝の的中率
複勝の的中率は単純に考えると1/3で約33%と高確率です。さらに単勝式の時にも説明しましたが、競艇は1コースの勝率がかなり高いので、1コースに入りやすい1号艇や2号艇の複勝の的中率は非常に高くなります。
最も当てやすい舟券なので配当も低い
複勝の的中率は1/3と最も当てやすい舟券なので、予想が当たる楽しさを気軽に味わうことができる買い方です。
しかし、当たりやすい反面オッズが非常に低いので、的中時の払戻金額も投資額とあまり変わらないくらい低いのが特徴です。1.0のそのまま投資額払い戻しや1.1倍という数字も良くあることです。的中だけを楽しみたい方や、大穴の艇に賭けてみたい時などには有効な舟券かもしれませんね。儲けたい方には向いていない舟券です。
拡連複(拡大2連勝複式)ワイド
拡連複(拡大2連勝複式)は、1着から3着までの2艇を順位にかかわらず当てる舟券です。選んだ2艇が、1-2着、1-3着、2-3着のどの順位でも当たりとなります。滅多にないですが、3着が2艇以上同着の場合は、3着どうしの組み合わせは除かれます。競馬だとワイド馬券と言われている買い方ですね。
拡拡連複の的中率
拡連複の的中率は3/15、つまり1/5の20%となります。6艇のうち3着以内に入りそうな2艇を選び、その2艇の両方が3着までゴールして的中となります。的中率は高めの舟券です。
配当は低いが人気の舟券
拡連複も的中率が高いために配当は低めのオッズになる舟券です。ただ、単勝や複勝よりはオッズが高くなりますので、初心者から初めて単勝や複勝よりも少し刺激を味わいたくなった頃にオススメの舟券となります。2艇を選ぶので予想方法も複雑になり、さらには単勝や複勝よりもオッズが高いので、的中した時の払戻金も多く、その分当たった時の喜びも大きくなります。初心者~中級者向けの舟券ですが、ベテラン舟券師の方でも好んでこの舟券を買う人もいます。
2連複(2連勝複式)
2連複(2連勝複式)は、1着と2着に入る艇を順位にかかわらず当てる舟券です。選んだ2艇が1-2着でも2-1着でもどちらでも的中となります。
2連複の的中率
1着と2着にゴールをする2艇を当てる2連複の的中率は、1/15と6.6%の確率となっています。単勝や複勝、拡連複と比べると難易度がかなり上がって的中しづらい舟券です。ただ、1着と2着の順番は関係ないので、この2艇なら間違いないというようなレースで買いやすい舟券となります。
2連複のオッズについて
2連複は、単勝や複勝や拡連複よりもオッズは高くなります。2連単や3連複や3連単よりはオッズは低めになるので、7種類ある舟券の中でもちょうど真ん中くらいの難易度とオッズになっています。また、1着と2着を選ぶという分かりやすい舟券ですので初心者でもチャレンジしやすいです。
2連単(2連勝単式)
2連単(2連単勝式)は、1着と2着にゴールする艇を着順通りに当てる舟券です。2連複と似ていますが、着順をそのまま当てるので2連複よりも難易度は跳ね上がりオッズも高い配当が飛び出すことが多いです。競馬で言うと馬単という馬券と一緒ですね。
2連単の的中率
2連単の的中率は1/30で2連複のちょうど半分となる約3.3%です。7種類ある舟券の中でも的中するのが難しい部類の舟券です。
3連複(3連勝複式)
3連複(3連複勝式)は、1着と2着と3着にゴールする艇を着順にかかわらず当てる舟券です。2連複よりも3着が加わる分、当たりづらくなり高配当が期待できる舟券となります。
3連複の的中率
3連複の的中率は1/20で5%となります。3艇を選ばなくてはならないので一見難しそうですが、2連単よりも確率は当たりやすくなっています。
比較的高めの配当が狙える
1着から3着に入る3艇を予想する買い方の舟券です。高配当の出やすい3連単や2連単よりは当たりやすい分、オッズは低くなりますが、比較的高めの配当払戻金が狙える舟券です。3着以内に大穴の艇が入ってきたりするレースでは、万舟券が出たりもします。
3連単(3連勝単式)
3連単(3連勝単式)は、1着と2着と3着にゴールする艇の組み合わせをピタリと着順通りに当てる舟券です。非常に高難易度で当てづらい舟券のためにオッズも高く高額の払戻金に一番期待が持てます。
3連単の的中率
3連単の的中率は1/120で単純計算だと約0.83%となっています。3連複の6倍当たりにくい舟券となっています。
応用編!特殊な購入方法をご紹介!

ここからは舟券を購入する際に覚えておくと便利な用語や買い方を、応用編として記事にしてまとめていきます。ボートレース初心者の方は舟券の種類と共に下記の事を覚えると、舟券の買い方にも幅が出てきて、競艇をもっと楽しむことができると思います。是非覚えてみてください。
ボックス買いとは
ボックス買いとは、舟券の種類に合わせて選んだ全ての艇同士の組み合わせを自動で選択してくれる買い方です。
例えば、3連単の予想をしたけれど買いたい艇は5艇ある場合に全通り購入すると60通りになります。この60通りを一つ一つマークシートで書いていくのは面倒ですよね。ボックス買いを選択するとこの60通りを自動で全てチェックしたのと同じ扱いになります。
流しとは
流し(流し買い)とは、特定の艇を軸に決めて複数の組み合わせを購入する買い方です。
軸になる艇は決まっているけれど、他の艇が決まらないという時などに使用します。
例えば、2連単で3号艇を軸と決めて流し買いをすると「3-1」「3-2」「3-4」「3-5」「3-6」の5通りの舟券になります。
3連単の場合は3から流す場合は「3-全通り-全通り」、3-1から流す場合は「3-1-全通り」となります。
これもボックスと一緒でマークシートの全てに記入するのは大変なので、流し買いを選択することでこの買い目を自動でチェックしたのと同じ扱いになります。
フォーメーションとは※インターネット投票のみ
フォーメーションはボックスと流しの中間のような買い方です。最も自由度が高い買い方ですので、このフォーメーションを理解すれば流しやボックスもできるようになります。
例えば、1着は1号艇か2号艇、2着は1号艇か2号艇か4号艇、3着は5号艇か6号艇という予想をした時に、買い目は「1-2-5」「1-2-6」「1-4-5」「1-4-6」「2-1-5」「2-1-6」「2-4-5」「2-4-6」の8通りとなります。これは頭では分かっていても個別で購入すると忘れてしまいそうですよね。このような少し複雑な予想をして全通りチェックしてくれるのがフォーメーションの買い方となります。
※ただし、実際のボートレース場(競艇場)にはフォーメーション用の投票カードは存在しないので、インターネット投票でしか購入できません。ボートレース場では『ながし/ボックス 投票カード』で代用しましょう。
まとめ
競艇(ボートレース)は6艇でのレースを予想して舟券を購入します。同じ公営ギャンブルの競馬は最大18頭立てで行われるので、6艇の予想がいかに当たりやすいかが分かりますよね。またインの1コースが有利だったり、モーターが良いかどうか、艇に乗るレーサーの勝率など、様々な要素(ファクター)を考察しての予想が面白い競技です。様々なギャンブルを経験した方が一周して競艇に戻るというのは有名な話です。それくらい熱中できる公営ギャンブルとなります。
今回は舟券の種類や買い方、競艇初心者にオススメの舟券などをご紹介しました。この記事を参考に是非ともボートレース場に足を運んで競艇を楽しんでくださいね。
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