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【競艇】ボートレースでの死亡事故の件数は年間どのくらいある?

競艇

水上の格闘技とも言われる公営競技のボートレース(競艇)で起きる事故にはどのようなケースがあるのか?また死亡事故は今まで何件くらいあったのかなどの詳細を記事にしてまとめてご紹介いたします。

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ボートレースでの死亡事故は60年間で30件

ボートレースは時速80キロものスピードが出るボート(艇)に乗り、着順を争うモータースポーツの公営競技です。

もしも、80キロというスピードでボートから身を投げ出されてしまったら?

その衝撃は想像を凌駕するとてつもないものになります。

高速のスピードでぶつかった時の水面は、コンクリートと遜色ないほどの固さになると言われてますし、壁に激突した車での交通事故と同じようなダメージを負ってしまうことでしょう。

そんなボートレース(競艇)での死亡事故は、過去60年間で30件ありました。

なぜ死亡事故が発生する?

艇の転覆が起きてしまう可能性が最も高いのが、ターンでの周回の時になるわけですが、ターンの時は一番他の艇との距離も近く接触することが多く、その時に落ちてしまうとボートと衝突してしまったり、場合によってはプロペラにぶつかり刻まれてしまう可能性があるわけです。

レーサーはヘルメットと防護服を身に着けてレースに臨みますが、実際に転覆や衝突をしてしまったら、いくら防具を付けていても、なんらかの身体へのダメージを免れることはできません。

重大な事故が起きてしまう時の多くはターンマーク周辺の攻防時が多くなっています。

どのレーサーも我先により良いコースに侵入しようとしてきますから、どうしてもターンマーク周辺では駆け引きが行われ、針に糸を通すような精度での切り返しが必要となりす。

また、スタートタイミングを見てもわかるようにコンマ数秒の世界で勝敗を決する教護ですから、ほんの一瞬の油断や少しのハンドルミスでも重大な事故を引き起こす可能性があるのです。

機械を人間が扱う以上、ヒューマンエラーもあり、マシントラブルもありきになるので、避けたくても避けられなかった事故のケースも存在します。

事故が発生するケース

過去に死亡事故に発展してしまったケースとして、

  • 壁に激突してしまった
  • 転覆して他艇に巻き込まれてしまった
  • 他艇と衝突してしまった

などがあげられます。

また、死亡事故には至らなかったとはいえ、重傷を負うことになってしまったという事故は、死亡事故以上に発生しています。

競艇の事故で有名なものとしては、言わずと知れた艇王こと植木通彦の事故があげられるでしょう。

1989年1月16日、ボートレース桐生(桐生競艇場)でその事故は起きました。

1周1マークで操舵ミスをおかし、転覆をした後に、水中で後続艇のプロペラが顔面を直撃するという痛ましい事故が起きてしまいました。

植木通彦選手は顔面を75針も縫わなければならない程の重傷を負ったのですが、あわや死亡事故とも言えるレベルの重大事故が起こってしまったのです。

その後、植木通彦選手は事故からわずか3か月も経たないうちに復帰をし、不死鳥を冠する復活を遂げるわけですが、普通なら怖くてしばらくはボートに乗れませんよね。さすがは艇王と呼ばれるレーサーです。

事故で亡くなられた方々

過去に起きたボートレースにおける死亡事故により、亡くなってしまった方々は以下のとおりです。

ご冥福をお祈りいたします。

登録番号選手名享年出身競技場死亡年月日
302西塔莞爾29三重児島S28.1.7
37横溝幸雄34長崎唐津S28.12.24
863大井手善信20佐賀唐津S29.2.25
591中島常价32福井琵琶湖S37.1.6
1299小笠原政敏28長崎鳴門S37.7.25
148大西 昭31徳島常滑S38.7.9
1106川染一夫35岡山若松S40.2.22
910和泉定治40岡山児島S40.3.23
1874中井紘司24東京芦屋S40.12.23
1371半田弘志29群馬若松S43.5.14
262中村五喜34広島唐津S43.10.14
2356蛇山 清23徳島鳴門S45.11.1
1335石塚一雄35静岡平和島S47.11.12
1100池田 博52長崎多摩川S48.10.7
2189筒井博利31徳島若松S52.9.30
2467一瀬 隆27長崎大村S53.8.14
2310花田龍美34埼玉大村S56.8.24
1747勝股 勇38愛知江戸川S57.1.23
2753安心院信行30大分三国S58.1.24
2482宮本 力37栃木江戸川S60.1.3
3366清水正博23群馬桐生S64.1.6
1822水野定夫48愛知江戸川H5.11.22
3526有吉貴之27山口H9.9.4
1876伊藤公二55香川浜名湖H10.3.23
2546沢田菊司48愛知平和島H11.11.6
3196木村厚子38埼玉H15.5.25
4029中島康孝26愛知尼崎H16.3.28
4048坂谷真史26福井住之江H19.2.26
3861岩永高弘36長崎若松H22.5.14
2988鈴木詔子52東京下関H25.11.2

ボートレースは常に死と隣り合わせの競技

ボートレーサー養成所(やまと学校)を卒業しプロの競艇選手となってもトップレーサーとなれるのはほんの一握りの選手のみです。ボートレースは常に危険に身をさらし、一瞬の判断ミスによって命を落としてしまう事もある危険なモータースポーツ協議です。

賞金も多く夢のある仕事ではありますが、レーサーは大きな危険とリスクを背負ってボートに乗って競技をしているということを、観客である我々も理解するべきことだと思います。

まとめ

ボートレース(競艇)では過去60年間で30件の死亡事故が発生してしまっています。
約2年に1度というペースですが、今後は絶対に発生してほしくはないですよね。また事故防止のために、協会も会場も関係者も選手も一丸になって様々な取り組みを行っています。

時に不甲斐ない走りになってしまうレーサーも見ていているかとは思いますが、大きなプレッシャーの中、命を賭けた戦いをしているということを考慮して、大目に見てあげて欲しいなと感じる今日この頃です。

ヤジや罵声などの心ない一言を発してしまいたくなるときもあるかもしれませんが、ぐっとこらえてボートレースを楽しみましょう。

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