ボートレース尼崎(尼崎競艇場)のコース水面の特徴や、レース予想やオッズ情報、台風の荒れ具合、攻略のポイントなどを徹底調査して記事にしてまとめております。ご参照下さい。
ボートレース尼崎とは
ボートレース尼崎は、兵庫県尼崎市にある競艇場です。かつては湿地帯の土地で、夏の時期に蚊が大量発生をして問題になっていた土地を埋め立てて作られました。その際に、尼崎市と日本船舶振興会の間で競艇場への活用が決められました。
アクセスの良い好立地の場所にあるボートレース場のため、かつては全国24か所の競艇場の中でもトップクラスの売上を誇っていましたが、近年ではナイター開催を行うボートレース場に押され、平均より少し上位の売上規模の競艇場となっています。
マスコットキャラクター
ボートレース尼崎(尼崎競艇場)のマスコットキャラクターは「センプル」君です。アマガエルがモチーフで緑色のキャラクターです。
ボートレース尼崎の別名称である「尼崎センタープール」が名前の由来です。センタープルを略してセンプル君ということですね。
他に、ピンク色のアマガエルで女の子の「ピンクル」と、目つきが鋭い青色のアマガエルの「ぶるたん」の2体がいます。
「ピンクル」の名前の由来は、1着(ピン)が来るという由来です。。
「ぶるたん」の名前の由来は、センターが強いと言われている当競艇場の4号艇の色のブルーが由来となっております。
主要開催レース
ボートレース尼崎の主要開催レースをご紹介します。
周年記念(G1)は、マスコットキャラの名前が付いた「センプルカップ」で、企業杯(GⅢ)は「FM OSAKA杯」が開催されています。
お正月の開催は女子レーサー中心のレースが開催されます。これは近隣に競艇の聖地であるボートレース住之江があるために、大阪の競艇ファンがそちらに流れてしまうことへの対策で始まったものと言われています。
ゴールデンウィークには「六甲賞競走」、お盆には「オール兵庫王座決定戦」が開催されます。
特徴
ボートレース尼崎(尼崎競艇場)の特徴として、スタンド側からピットの様子が見える事、1マークのブイがスタンド側に寄っておらず、2マークとセンターポールと1マークが一直線になっている事があげられます。
インを取ったレーサーは、余裕を持った状態で1マークを回転することができるので、基本的にはインが強いコース水面ですが、風の影響もありますのでインが絶対有利というわけではありません。
ボートレース尼崎では、冬場は六甲山からの「六甲おろし」、夏場は海側の「甲子園の浜風」で向かい風が吹いて水面が荒れやすいという特徴もあります。追い風が吹く時や、雨で無風の日はインが決まりやすい傾向ですが、それ以外の日はセンターのほうが強いコースになっています。
水面の特徴
ボートレース尼崎(尼崎競艇場)は、もともと湿地帯の場所の土地改良をするために作られた人工プールとなっており、水質は淡水です。レーサーの間では癖が少ないコースと言われており、広いコースなのでカマシを得意とするレーサーに好まれるコース水面です。
また、全国24か所の会場の中でも、特にセンター(3,4コース)が強いと言われている競艇場でもあります。
攻略ポイント
ボートレース尼崎(尼崎競艇場)では、インが強いという声とセンターが強いという声が五分五分くらいであると思います。
他の競艇場と比較すると、センターはもちろん強いですが、1コースの勝率は全国24か所の平均を見ても高いので、舟券の予想をする上では1コースは切りづらい状況となります。
ただし、インコースに不利とされる向かい風が吹いている場合は別となります。前述した通り、冬場の六甲おろしや夏場の甲子園の浜風など、向かい風が吹いている場合のは1コースの勝率はかなり下がります。
舟券の予想をするときには、当日の風の強さや風向きの情報も考慮して考えるのがmレース予想の攻略ポイントとなります。
施設の情報
ボートレース尼崎(尼崎競艇場)は7F建ての建築物となっています。全国的にボートレース場は4F建てのイメージが強いですが、7Fまであるのは珍しい会場です。各フロアをおおざっぱに分けると、1Fが屋外一般席、2Fが大食堂、3Fが屋内一般席、5Fが指定席、7Fがロイヤルシート席となっています。4Fと6Fは関係者の空間だと思われます。
有料席について
【有料席の種類】
- シングルシート 開催日料金¥2,000
- ダブルシート 開催日料金¥2,000
- レディースシート 開催日料金¥2,000
- ペアベンチシート 開催日料金¥2,000
- グループシート 開催日料金¥4,000
- 車イスブース 開催日料金¥1,000
7Fには有料指定席のロイヤルシートがあります。無料のフリードリンクや予想紙、それに駐車場も無料で利用可能です。各席にモニターが付いておりオッズ情報などを随時確認することができます。
- プレミアムシート 開催日料金¥3,000
名物グルメ
ボートレース尼崎(尼崎競艇場)の名物グルメと言えばこれしかありません。1Fの屋外にある大庄東婦人会というお店で販売されている「多幸焼(たこやき)」です。
たこ焼きの名前ですが、タコが入っていないので多幸焼です。縁起の良い名前で、舟券の予想前にぴったりのグルメです。タコの代わりにコンニャクが入っていて食感が良いのが特徴です。
特筆すべきは、6個で100円という安価な値段設定です。12個でも200円、18個でも300円と、その時のお腹の気分によって気軽に頼めるのが嬉しいですよね。
多幸焼の触感や味は、とても柔らかく口の中でとろけ、サクラエビとショウガの風味が素晴らしいです。
人気があるのでお昼時は並びますが、おばちゃんたちが物凄い回転率で焼き上げていくので、回転率はよく、すぐに順番がまわってきます。
ボートレース尼崎に行ったら是非とも食べてもらいたい名物グルメです。
レースライブ・開催日程
ボートレース尼崎のレースライブや展示リプレイ・過去レースは下記から見れます。
外部リンク⇒http://livebb.jlc.ne.jp/bb_top/new_bb/index.php?tpl=13
※出走表もPDFでダウンロードすることができます。
その他、公式HPでは得点率ランキングやオッズ情報、モーター抽選結果やレース開催日程を見る事ができます。
アクセス
【住所】
〒660-0082
兵庫県尼崎市水明町199−1
電車での来場が非常に便利です。阪神本線「尼崎センタープール前駅」の目の前の立地で駅から徒歩3分もかからずに到着します。レース開催日には専用の歩道橋で、雨に濡れずに正面玄関まで行くことができます。
また、JR「立花駅」と阪急「塚口駅」から無料送迎バスが出ています。
車で来場の場合は、公設駐車場が約118台分あります。コインパーキング方式の料金で有料となっています。駐車場数が多くないので、車での来場はあまりおすすめできません。
まとめ
ボートレース尼崎(尼崎競艇場)は、近隣にボートレースの聖地であるボートレース住之江がある為、経営戦略としてボートレースの住之江との住み分けを精力的に行い企業努力をし続けている競艇場です。
お正月には女子戦メインのレースを開催したり、ボートレース住之江と開催日程が重複しないような工夫をしています。
三宮(神戸)と十三(大阪)の真ん中くらい立地で電車でのアクセスもスムーズ、近くには温泉施設の「蓬川温泉 みずきの湯」もあり、ボートレース観戦後に温泉に入って帰ることもできます。
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